「どうやって100本組み上げているの?」
同業の方から聞かれることが増えてきました。
「気合いです」なんてごまかしていますが、
聞いて下さった方には同業でいわばライバルといえど細かくお伝えしています。
なぜかというときれいに組めるだけで売れる時代ではなくなってしまったからです。
100本のバラ専門店で僕が目指しているのは、
「この店で買いたい」
「この人から買いたい」
と思っていただくことです。
最高品質のお花は、
正直言ってしまえばお金を出せば誰でも、どこでも手に入れられます。
とても便利な時代ですから、ここで大きな差別化は出来ません。
100本のバラは一生に一度の大切な贈り物。
僕は僕なりの想いや情熱を持ち、それが細かいこだわりや工夫や配慮へ落とし込まれて仕事をしています。
決してその逆ではない。
細かいノウハウから生まれてくるものではありません。
僕には「この人のところで買いたい/自分のお金を使いたい」
と思っている人が何人もいます。
彼ら、彼女らを応援しているからです。
どうしたら自分がそんな存在になれるのか?
日々誠実に仕事に取り組む中で自分なりの答えを探していきます。